歴史
ヨーロッパに持ち込まれたジャガイモは、当初外
見の不格好なことから食わず嫌いされたが、ヨ
ーロッパで栽培される主要な作物よりも寒冷な
気候に耐え作付面積当たりの収量も大きいの
で、やがてアイルランドや北ヨーロッパの一部で
は重要な食料になった。アイルランドでは栽培の容易さや収量の為だけ
ではなく、征服者のイングランド貴族が熱心に勧
めたことにも原因があった。
ジャガイモの栽培を増やして農民がそれを食べ
るように仕向ければ自分達が収奪する麦の分
量が増えると考えてのことである。
結果としてアイルランドでは主食としてジャガイ
モが非常に重要になった。
このため1840年代にジャガイモの疫病がヨーロ
ッパに蔓延した際に、ジャガイモに依存していた
アイルランドではジャガイモ飢饉が起こり、大勢
のアイルランド人が北アメリカに移住することに
なった。
南米アンデス山脈の高地が原産といわれる。16
世紀、スペイン人によりヨーロッパにもたらされ
た。
日本には、1600年ごろにオランダ船によりジャ
カルタ港より運ばれた。
当時は、観賞用として栽培されたという。