木造住宅を埼玉に建てようと考える際に、共有しておきたい確認事項として以下のようなものがあります。木造住宅の利点として、建築費用の価格抑制以外にも、構造をある程度自由に設計できる点があります。特に、埼玉は主路線からの都内へのアクセスの良さや、土地代の安さから戸建の着工数が全国2位となっています。埼玉は、その東西を横断する形に荒川が走り、県北には利根川の流域が残っています。他の地形的な特徴として東西で分断されたような地形を持っています。具体的には、東半分が低地や台地となり、西側は秩父山地が広がります。大きな川に挟まれている東側の低地は、砂や泥が川周りに積もって出来た沖積低地であり、液状化対策が必要な場合があります。一方で台地は、関東ローム層により安定した地盤だと言えます。地震だけでなく浸水被害対策のためにも、あらかじめ地盤の調査をすることで対策を考えましょう。

木造住宅の建築段階で確認しておきたいこと

埼玉やほかの地域でも木造住宅を建て始める前の段階で確認が必要なものは、地盤だけではありません。共通して必要な確認項目は建蔽率、容積率、耐久性に関わることです。建蔽率や容積率は、土地に対する建物の大きさを制限する割合で、その比率は土地によって変わります。耐久性について、木造住宅の法定耐用年数は、22年と定められています。少なくともその間は、壊れないことが前提条件となるようにしましょう。火災対策は、断熱材や建築に使う木材、塗料などで行われます。木造住宅につきものであるシロアリ対策、外装の剥落による耐久性の劣化対策のためには、定期的なメンテナンスが大切になってきます。建築前にはメンテナンス自体が困難な構造になっていないか確認しましょう。構造に関して確認したいのであれば、設計者から設計の根拠を書面で受け取っておきましょう。地震対策も家屋自体の耐震構造だけでなく地盤自体を補強すべきかどうかも考慮します。

木造住宅を建てた後にしておきたいこと

木造住宅は、水分や害虫などによって腐食劣化しやすい素材のため、こまめに清掃することでその耐久年数を引き上げることが出来ます。水周りなど、特に水と接触しやすい箇所に注目します。排水機能の低下は、そのまま家屋の劣化につながるため、掃除のついでに点検しておきます。木造住宅特有の住宅被害であるシロアリ対策としては、5年ごとに定期点検を行うようにしましょう。薬剤での防虫対策も併用します。年数を重ねると、外壁の塗りなおしや外装の貼りなおしも必要になってきます。目安としては、10年以上経ったら1回は壁面の塗りなおしを考慮します。さらに、建ててから30年以上経過すると壁自体の耐久性も落ちてきます。この場合は壁の塗りなおしではなく、張り替えるようにしましょう。いずれも清掃時に異常を感じたら、交換や張り替えをするようにします。短いもので5年ごとのメンテナンスが必要です。埼玉でも対応している業者はありますので心配な場合は相談してみても良いでしょう。